■展開している事業と実績

現在パチンコ業界に特化して広告代理店をやっております。簡単に言うとパチンコ屋さんの集客支援をする会社です。

例えばYouTuberやインフルエンサーと協力をして集客をしたり、パチンコ屋さんの駐車場を借りて野菜とかフルーツ、カップ麺等の特売会イベントを実施して集客したりをしております。

実績としては現在3期目なんですけれども、おかげさまで20社ぐらいお取引させていただいておりまして、年商も今期で1.3億〜1.5億円ぐらいを見込んでおります。

■子供の頃のエピソード

群馬県の一番北にある雪国の出身なんですけれどもスキーが盛んな地域だったんですよ。

なので僕も小学校の頃スキーの中のアルペンっていう競技をやってたんですけど、地元の学生はスキー場に安く行けるんですね。

通常は3000円〜4000円するんですけど、僕らは700円で滑れるんですよ。

700円で一日スキーを滑ってたんですけど、700円で買ったチケットを、僕らが帰る前に、今から来て滑るお客さんいらっしゃるじゃないですか、そのお客さんに500円で売ってたんですよ。

声かけて「チケット500円で買いませんか?」って言ってたんですけど。

そのお客さんからすると3000円をこれから出す予定だったのに、500円で済むので嬉しいですし、僕らも捨てるものが500円で売れるという、win-winな感じで小学生ながらに商売をしておりました。

(子どもの頃から代理店営業をしてたんですね笑)

本当に今思えばですけどね笑

そんなことやっておりました。スキー場からしたらもちろん迷惑だったと思うんですけど、それが今の商売にもしかしたら繋がってるかなと思っております。

■会社を設立した経緯

はい、2021年の8月に会社を設立してるんですけれども、その半年前の2021年1月に個人事業として創業しております。

その理由がですね、めちゃくちゃお金がなかったんですよ笑

当時お金がなく、ちょっと借金もあったので普通の給料を稼いでたらなかなか大変だなっていうのがありました。そこでもう自分でやって稼ぐしかない!だから独立しようっていうのがリアルなところですね。

もともと僕のキャリアプランとしては、小さな会社に入ってナンバー2とかで一生懸命働いて、会社が成長すれば僕もそれと一緒に伸びていけるという風に考えたんですけど、まあその考えは全然ダメで。

そういうふうに30代前半を過ごしてたんですけどそれがもう全く上手くいかなくて、一生懸命仕事をしてるんですけど会社に売り上げがないので、お給料もほとんど入ってこずに生活が困窮してた感じですね。

結果としてそういう成り行きがあって独立しております。

(苦労されていたんですね…)

そうですね、めちゃくちゃ苦労したなと…

■挫折と乗り越えたきっかけ

本当に僕の人生苦労と言いますか、挫折だらけの人生だったので、本当にあげたらきりがないんですけれども、あえて2つあげさせていただきます。

一つ目が挫折と一緒に自分の価値観を作った経験なんですけど、20歳ぐらいの時、当時高校を1回辞めて入り直して、さらに入り直した学校でも1年留年して結果20歳で高校を卒業してるんです。

当時付き合っていた彼女がいたんですけど、僕と真逆の感じだったんですよ。すごく上昇志向のあるタイプで、すごく努力家で。その子と将来は結婚もしたいなと当時は思ってたんですけどね。ただ今思えば振られて当たり前だよって感じなんですけど、まあ振られたわけですよ僕は無残にも。

その時にすごく凹んだのと同時に、その子を見て過ごしてたので、、やっぱり人生努力してより良い人生を過ごしていくとか、頑張って働くとか志を持つとかっていうのはすごく大事だなと思いましたし、自分もそうなりたいと強く思うようになったのを覚えてますね。そこで自分の価値観が形成されていったんじゃないかなと思っております。

そしてそこからメールアドレスが変わりまして、その頃をきっかけに「mugennnokanousei@〜〜」とか「shogo-vs-shogo-2nd-stage@〜〜」とかそういうアドレスに変えてですね、人生を変えていこうという風に思ったんですよ。

それで僕21歳の時に初めて就職するわけなんですが、その時の僕の人生の戦略としては経歴に武器となるものがないので、結果さえ出せば這い上がっていける、成り上がっていけるようなゴリゴリの営業会社に入るわけですね。

入った結果が全く(営業の)結果出ずに、激詰めの毎日を過ごしていくんですけれども…そこで何とか耐えて頑張ったとかではなくて、普通にノイローゼになりまして退職して実家に帰っていたということがありました。実家に帰ってだいたい半年ぐらい引きこもってニートの時期があったんです。その時が人生でもしかしたら一番辛かったかもしれないですね。

朝寝て夕方起きるみたいな生活だったんですけど、ひたすらタバコを吸って、当時流行ってたONEPIECEをずっと見てっていう生活を半年間ぐらいしてました。

今思えばその時は人生の夏休みだな〜と思えるんですけど、その当時、理想の姿はバリバリ都会で働いて結果を出しているというのが理想の自分、それに対して現実の自分は実家に帰って部屋に引きこもってひたすらタバコを吸ってONEPIECEを見るという生活だったんですね。

その理想の自分と現実のギャップにすごく苦しんでたのを覚えてますね。毎朝起きるたびに俺何やってるんだっていう感じで。でも結局何もしないという笑

そんな中ですね、立ち直ったきっかけと言いますか再度頑張ろうって思えたきっかけが、東京から帰省している弟が、僕の部屋にデール・カーネギーの「道は開ける」という本をスっと置いてったんですよ。

「兄貴お前ダメだからこれ読めや!」とかそういう感じじゃなくて、何も言わずに「道は開ける」という本を置いてったんですね。

僕自身堕落してたんですけど、このままじゃいけないってのもちろんあったので、その本を読んですごく感動してもう一度挑戦していこうと思いました。

ちょっとリハビリの農業とか経てなんですけど、また東京に出て仕事をしていくことになりました。

そこでもやっぱり基本戦略は僕の中では変わらずに、結果さえ出せば成り上がっていけるような会社にいきました。そこでも正直結果が出ずに、キツすぎて退職して派遣になったりとかっていう生活でしたね。

それが25歳ぐらいの話です。そこからは独立するまで結果は出なかったんですけど、ずっと働いてました。ほとんど休みなく働いたっていう自負はあります。

それを振り返って感じるんですけれども、僕の人生、特に20代は挫折の連続だったなと感じます。挫折するたびにちょっと休憩期間はあったりするんですけど、必ず立ち上がって、またなりたい自分になるために頑張ろうと思ったんです。

その根本にやっぱりあったのは「志」かなと思うんですよね。志があるので転んでも、もう一度立ち上がって、そこに向かおうと思えました。

有名なリンカーンの言葉で「意思あるところに道が開ける」っていう言葉があるんですけど、本当にその通りかなと思います。

■経営者として大切にしていること

僕が大切にしてるのは【LGMに関わる全ての人々の幸福に寄与する】っていう価値観ですね。関わる人っていうのは、本当いろんな人がいると思うんですよ。

例えば「取引先クライアント」、「LGMで働くメンバーとその家族」、「僕自身と僕の家族」すべての人々を指しています。

そして幸福っていう言葉を使ってるのは、それが汎用性が高いからっていうイメージです。例えばその人によって幸福ってそれぞれ違うと思うんですよ。

僕らのお客様、クライアントにとっての幸福っていうのは、弊社と関わってお付き合いをしたことによって、売り上げが上がった、利益が上がった、さらに言えばその結果で担当者が副店長から店長になったとか、店長からエリアマネージャーになったとか、こうなったらもう最高だと思います。これは幸せに貢献できているということだと思います。

働くメンバーを見れば、幸福ってそれぞれ違うと思うんですよね。人によって変わると思うんですよね。

例えばしっかり給料を稼ぐことが幸せっていう感じの人もいれば、家族との時間を多く持てるというのが幸せって人もいると思いますし、他には将来独立したいからそのためにいろんな経験をしたい、それが自分にとっての幸せの幸福になるための最短ルートだっていう人もいると思うんですよ。

そういったそれぞれの志とか求めるものにを追求できる会社でありたいですし、僕として【人生がが良くなるきっかけにLGMがあった】っていう風に思ってくれたらまあ最高だと思いますね。仮にそれができたら、なんていうか自分の人生に意味を持てるかなと思います。

■どんな人と働きたいか

僕の経験からなんですけれども、過去の経歴とか過去の経験スキルとか過去に培ったスキルとかっていうのは正直そんなに重要視してなくて。

どちらかというと僕の感覚では、そんなことよりも高い志があるか?これが大事だと思うんですよね。

今はそんなに能力がなくても志さえあれば、能力は高められていくと思うんですよ。なので志を高く持った人一緒に仕事をしたいなと思いますね。

■会社の成長性について

今3期目なんですけれども、中期的な目標として6期目で年商3億円っていう目標を掲げています。

そのために課題が3つあるかなと思っております。

1つ目が既存事業を拡大すること。

2つ目が新規事業を立ち上げること。

3つ目が良い人材を採用すること。

そう思ってるんですけど、それぞれ具体的お話ししますと、

<既存事業を拡大するということに関して>

3つ必要なことがあるかなと思ってます。

1つ目が競争優位性のあるサービスを作ること。

そして2つ目はその競争優位性のあるサービスで、大手のグループと取引をすること。

そうやって会社を伸ばしていきたいです。

3つ目がパチンコ業界って斜陽産業って言われてまして、

正直年々縮小している業界なんですけど、とはいえめちゃくちゃ大きな業界なんですね。

僕らがビジネスをしている市場っていうのは、パチンコ業界があるとしたらその全体の一部の広告市場、さらに細分化して、広告の中のさらに一部のイベント市場っていうようなところでビジネスをしています。

この領域を広げるということができれば拡大していけるかなと。

<新規事業の立ち上げについて>

次に新規事業なんですけれども、僕としてはマーケティングを駆使して反響を獲得するというサービスをやっていきたいんです。

その中でもその反響獲得することによって一番インパクトが大きいところ、リターンが大きいところは不動産業界(ハウスメーカー向けやマンションデベロッパー向けの反響)かなと思ってるんですね。

そこの市場に食い込んでいきたいと思ってるんですけど、正直そこは競争が激しいので、先に競合他社がいないブルーオーシャンな市場のサービスを今開発していて、それをフロントエンドに不動産業界に食い込んでいきたいなと思っています。

<良い人材を採用するということ>

事業成長する上で、やる気のある人材が大きな武器となりますので、今後は積極的に人を採用したいと思っています。過去の経験は問いません。

どんな状況でも良いので、やる気だけは負けませんという方に是非来て欲しいです。

逆に申し上げますと今の弊社のフェーズでは、とにかく自分は趣味の時間に時間を使いたいという風に考えている方とかはミスマッチになってしまいますので、別の会社をおすすめしています。

とはいえ弊社では翌日に疲れを残すような残業は全く推奨していませんし、早くやるべきことをやって早く帰ろうという価値観です。

集中してやるべきことは早く終わらせて、例えば仕事後に運動をして心身共に整えたり、健康的な食生活をしたり、家族との時間を確保してリラックスしたりとか、明日も明後日も常に前向きな心身状態を作るためにしっかり休憩を取るべきと考えています。